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2020.06.15 Monday  | - | - | 

傷痕のある男

傷痕のある男

出版日:平成3年6月10日  初版発行
    平成6年12月10日 再販発行
あとがき:1994年11月

著者:キース・ピータースン(アンドリュー・クラヴァン)

翻訳者:羽場詩律子

カバー:松原建治

出版社:角川文庫

定価:本体620円(税別)

あとがきによると、アンドリュー・クラヴァンがキース・ピータースンの名義で発表した最後の作品だそうです。

ハードボイルド・推理小説(ミステリー)でもなく、サスペンス。

さりげない日常の生活・風景の描写の中から、思わぬものがさりげなくこぼれ落ち。

途中で真実をかなり知っていそうな、主人公のボスは、遠くの僻地に出張中。

出張前に、何かを伝えたかった様子なのに、なりゆきで(別れ際にあるものを見て、このままでと思ったような)
主人公も、今でなく、帰ってからと。

ありえない、話が次々に。

サスペンスなのに、恐ろしいことなのに、恐ろしさより、日常から浮遊した感覚。

風景・日常の中にある、叙情的な表現から、サスペンスとしてどうかなと思う方もいるかも。
そこがいいところでもあり。
二転三転は、今まで読んだ作品とにているよな構成。
最後に一気に、物語が展開していきます。

その中の描写も、音・におい・明かり・風景、過去と現在が重なるように、描写されています。
その描写で、より緊迫感が。

最終章は、なくてもよいかもと思う方もいるのかもしれません。
でも、最終章がなければ、謎がのこりすっきりしない、収まりがつかないような。

四半世紀も前に書かれた、サスペンスです。

現時穴ら、モバイルで、連絡がとれるし、情報ももっと簡単にあつめられるような。
味気ないですね。でも、描写がすてきなので、味気ない現在の文明利器の境でも、同じような感覚をもてるかもしれません。

話が違いますが、アマゾンに中古がでたいますが、借りた本とカバーの絵が違います。
カバーの絵は、図書館で借りたほうが、ぴったりです。


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2019.05.02 Thursday 14:50 | comments(0) | trackbacks(0) | 
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