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2020.06.15 Monday  | - | - | 

裁きの街

裁きの街

出版日:1993年1月29日 初版
    1999年11月12日 5版

著者:キース・ピータースン

訳者:芹澤 恵

発行所:株式会社 東京創元社

ジョン・ウェルズ・シリーズ最後の作品(いまのところ)

最後の最後まで、なぜ、殺されそうになったのか?の影も見えず。
手がかりらしいものは、直接は、犯人に結びつかず。

人間技とは思えないアクションで(這い蹲り)うろうろするウェルズ。
生きているのが不思議。動けるのが不思議。

ハードボイルドの主人公の典型条件、酒・タバコ・暴力・正義感・皮肉屋etsが揃っているウェルズに、ついて回る読者は、本人同様、なにがどうなっているのかと。

そんな、ウェルズを、ランシングがなぜ、慕うのかが、わからないくらい、ぼろぼろで、魅力がないのに。
それでも読者は、物語についていく。
魅力がないのに、魅力のあるウェルズ。

しかも最後は、みしらぬ常識をもった若い警察官の気転や、ランシングを含めた仲間に助けられ。
助けがなければ、殺されていたでしょうのような状態。

それでも最後までよむのは、ほかの登場人物の魅力。

それぞれの容姿や雰囲気のみならず、背負って生きてきたもの、今背負っているもの、生き方が一人ひとり、生き生きと、そばにいるように感じられるように書かれているところ。


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2019.07.04 Thursday 10:30 | comments(0) | trackbacks(0) | 
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